2004年終了。

2004年の写真のレタッチが終了して、2005年に入った。そんな中で興味深いのは2004年の最初期の段階で後に売れる写真が撮れていた事。この頃はまだイラストレーターをしていて、あくまで資料として写真を撮っていたのだけど、何が功を奏すかは分からない。サンだったかオラクルだったかシスコだったか忘れたけど、それ系の経営者が「プログラムはすぐに陳腐化するが、データは年と共に熟成する。」と言っていたが、まさその通りで死ぬまで製作物は捨てない方が良いね。と思いつつ、当時何を考えていたか全く不明なので、今現在の判断で明らかにどうしようもない写真、指が入っていたりするものは消していってかなり枚数は無くなった。

それにしても、なんだか分からない写真というのは実に不思議なもので、佐内正史の「わからない」は良いタイトルだなあ、などと17年ぶりに思ったりした。